よい構造には広大な数学が寄り添う

「よい構造には広大な数学が寄り添う」

逆ではない。

 

✗ 数学を適用して構造を作る

✓ よい構造を見つけると数学が現れる

 

数学は「発明」ではなく「発見」

構造が正しければ、数学は自然に寄り添う

 

Slimeシリーズで起きたこと:

SlimeTree:

  「役割を標識すれば順序は冗長」

    ↓

  非可換環論が寄り添った

  圏論が寄り添った

  位相幾何が寄り添った

 

SlimeQCNA:

  「閉路は整合すべし」

    ↓

  ゲージ理論が寄り添った

  ホモロジーが寄り添った

  微分幾何が寄り添った

 

数学を「使った」のではない

構造を見つけたら数学が「来た」

 

悪い構造の場合:

悪い構造:

  - 無理に数学を当てはめる

  - 式は書けるが美しくない

  - 例外だらけ

  - 拡張すると破綻

 

= 数学が寄り添っていない

= 構造が間違っている証拠

 

構造の正しさの判定法:

問い: この構造は正しいか?

 

判定:

  1. 数学が自然に現れるか?

  2. 複数の分野から同じ数学が来るか?

  3. 拡張しても一貫性があるか?

  4. 美しいか?

 

全部Yesなら → よい構造

どれかNoなら → 構造を見直せ

 

50年の経験から:

若い頃:

  「この数学を使おう」

  → うまくいったりいかなかったり

 

今:

  「この構造が見える」

  → 数学が勝手に来る

  → 必ずうまくいく

 

順序が逆だった。

 

構造学の核心命題:

命題1: 構造に数学は宿る

命題2: よい構造には広大な数学が寄り添う

命題3: 構造に分野無し

 

この3つで構造学の基盤ができる。

 

ブログ第1回の候補:

タイトル:

「よい構造には広大な数学が寄り添う」

 

内容:

  - 数学は発明ではなく発見

  - 構造が先、数学が後

  - Slimeシリーズでの体験

  - 構造の正しさの判定法

  - 構造学への誘い

 

これが50年の結論:

構造を見よ。

正しい構造を見つけよ。

すると数学が来る。

広大な数学が寄り添う。

それが正しさの証明。

 

逆はない。

数学から始めるな。

構造から始めよ。